ビークス白山が9連覇!

本日、12月23日(月・祝)にフットサルのPUMACUP2014全日本選手権大会石川県大会の準決勝・決勝が行われた。
たぶん、この試合が今年の生観戦納めになるだろう。
結果はビークス白山が9連覇を達成し、準優勝のグランドルフ金沢とともに、北信越大会への出場を決めた。

試合は、やはり実力差に勝るビークス白山が開始早々2点を先制し、一方的な展開になると思われたが、その後はグランドルフ金沢も踏ん張り、互角の攻防を繰り広げる。
しかしチャンスをきっちりものにしたビークス白山は、2点を追加し4点リードで試合を折り返す。

後半に入るとグランドルフ金沢の猛攻が始まるが、ビークス白山は激しいプレスとパスカットでゴールを与えない。
逆にビークス白山は着実に得点を重ね、6-0とリード。
グランドルフ金沢は、終了間際に1点を挙げ一矢報いるが試合はこのまま6-1でビークス白山の勝利となった。

正直言ってFリーグを目指すチームであれば、もう少し終始圧倒したゲームを期待していたが、それは欲張りというものだろうか。
とにかく、優勝したビークス白山、準優勝のグランドルフ金沢のみなさんには、北信越大会での健闘を期待したい。



午前中に行われた準決勝は、第1試合が「ビークス白山 3-1 FCマーブル」、第2試合は「NYC 3-4(延長) グランドルフ金沢」という結果だった。

この準決勝で負けてしまったNYCだが、以前「ぶんぶんボウルのフットサル入門」でお世話になったチーム。
0-3から終了2分前に追いつくという粘り強い試合を展開したのだが、延長後半の相手PKの1点に泣いた。
で、試合を見ているとなにやら見覚えのある顔が!
あとで確認したところ、やはり元ツエーゲン戦士だった。
いやぁ、こんなところで彼のプレーが見られるとは!
さすが足元のプレーは上手い!!でも攻守の切り替えがサッカー選手の時とおんなじ(笑)。
今後もNYCでプレーするのかわからないが、そうなるとまた楽しみがひとつ増えることになる。

来年もできるだけ多く試合会場に足を運び、ゲームの面白さをお伝えしていきたいと思う。
では、みなさまよいお年を!!
優勝をかけた最終戦。北陸大学vs金沢星稜大学

北信越大学サッカーリーグを制す。それは、同時に全日本大学サッカー選手権大会(インカレ)への出場権を獲得することでもある。
11月4日(月・祝)、新潟県の聖篭スポーツセンター(通称:アルビレッジ)でこの優勝チームを決める最終戦が行われた。
北陸大学vs金沢星稜大学。石川の大学同士のライバル対決であり、勝った方が優勝というどちらも絶対に負けられない試合である。

試合は開始直後に動く。
前半2分に北大がFKのチャンスからあっさりと先制点を奪う。
その後もピッチを広く使いワイドな攻撃をしかけてくる北大に対し、星大はどうしてもラインを下げざるをえなくなり、ディフェンスの時間が長くなる。
一方、星大もパスカットから速攻を仕掛けるが、北大の素早いチャージと複数でのケアでなかなかフィニッシュに繋げられない。
前半はやや北大ペースのまま、1-0で終了。



後半に入ると星大のショートパスが徐々に繋がるようになり、サイドを何度か突破するものの、クロスの精度を欠き得点を奪えない。
北大は相変わらずワイドな攻撃とスピードにのったドリブルで幾度となく星大ゴールへ攻め込む。
そして後半26分、スルーパスに抜け出しシュート。北大に待望の追加点が生まれる。
勝利をぐっと引き寄せ、喜ぶ北大ベンチと応援団。
逆に星大にとっては重い重い2点目となる。
それでも星大は最後まであきらめず攻め続けるが、試合はそのまま終了。
北大の勝利=北信越サッカーリーグ初優勝となった。



試合後、北大の西川監督は「特にこの試合のために変えたことはありません。いつも通りのプランでした。向こう(星大)も同じでしょう。」と語ったように、今年4回目の公式戦でお互いに手の内を知り尽くした相手。小手先でごまかすことでどうこうなる相手でないことはわかっているのだろう。またインカレ出場については、「相手は九州代表とまでは決まっていますが、どの大学かはまだわかりません。それが決まってからしっかりと分析して試合に臨みます。」と内なる闘志を覗かせ、「頑張りますよ!」と締めくくったその笑顔からは、優勝でリーグ戦を終えた安堵感が漂っていた。

実はこの試合の後に行われた、新潟経営大学vs新潟医療福祉大学の結果によっては星大が2位となり、関東リーグの6位とのプレーオフに進む可能性もあったが、新潟経営大学が4-0で勝利し2位となったことでこの権利もなくなり、星大のインカレ出場への夢は叶わなかった。

この北信越大学リーグ。石川の大学が優勝すること事態も初の快挙である。
過去5年は、新潟経営大学と新潟福祉大学の新潟勢が独占していたが、ここに最近力をつけてきた石川の2校が加わり、現在は4強の時代となっている。
実力も徐々に全国レベルに近づいてきており、星大が出場した今年の総理大臣杯では、2回戦で準優勝した明治大学に力負けしたが、堂々1回戦を突破している。
北大と星大。この2チームはよきライバルとしてお互いを高め、これからも熱い戦いを繰り広げてくれるだろう。
ぜひ来年はこの熱い戦いをグラウンドでより多くの方に観戦してほしいと思う。

第41回北信越大学サッカーリーグ
◎最終順位(1部)
 優勝 北陸大学
 準優勝 新潟経営大学
 3位 金沢星稜大学
 4位 新潟医療福祉大
 5位 松本大
 6位 信州大
 7位 金沢学院大
 8位 新潟大
◎ベスト11
 GK 原田洋斗(北大)
 DF 内田錬平(星大)、高橋和雅(北大)
 MF 中山雄登(北大)、田中 僚(経大)、稲葉 旬(経大)
 FW 高橋直希(星大)、近藤教文(北大)、中田大貴(医福)、中村太一(経大)、橋爪健斗(北大)

平成25年度 第62回全日本大学サッカー選手権大会
12月14日(土)〜12月25日(水) 味の素スタジアム西競技場競技場、国立競技場(決勝)ほか
全日本大学サッカー選手権大会公式サイト
決めた!チーム石川!!

8月18日(日)、五十公野公園陸上競技場(新潟県新発田市)で行なわれた『北信越国民体育大会サッカー競技(成年男子)』において、チーム石川(石川県選抜)が見事勝利し、9月に東京で行なわれる第68回国民体育大会出場を決めた。

チーム石川を指揮するのは、昨年のぎふ清流国体でベスト4まで導いた中野栄治監督。
大会前に行なった中野監督へのインタビューはこちら→
相手は地元新潟。当然ホームアドバンテージがあり、そのメンバーのほぼ全員が所属するJAPANサッカーカレッジは、現在北信越リーグで優勝争いをしており、勢いもある。

◎チーム石川メンバー
 GK 12 若林 翼(北陸大学)
 DF  3 内田錬平(金沢星稜大学)
 DF  4 沖田良真(FC北陸)
 DF 13 中佐拓弥(FC北陸)
 DF 14 川俣将太(北陸大学)
 MF  6 中山雄登(北陸大学)
 MF  8 宮田 直(FC北陸)
 MF 10 白井達也(テイヘンズFC)
 FW  9 石原 卓(FC北陸)
 FW 11 松永拓也(FC北陸)
 FW 15 高橋直希(金沢星稜大学)
………………………………………………
 GK  1 野田佑成(金沢星稜大学)
 DF  2 山下泰明(金沢星稜大学)
 DF  5 長野健太(テイヘンズFC)
 MF  7 桑原和輝(FC北陸)

試合は、序盤からお互い激しい戦いを繰り広げる。35分ハーフというレギュレーションのため、どちらも1点差勝負と見ているのか、かなりハイペースな展開。特に、石川は前線からのプレスからボールを奪い早い攻撃で新潟ゴールへと迫っていく。
先制は石川。前半8分、サイド攻撃からファインゴールが決まり、試合を終えてスタンドで応援していた少年男子のメンバーからも拍手が起こる。
ところがその1分後、守備陣の連携ミスからあっけなく同点に追いつかれてしまう。
このあたりが選抜チームゆえの難しさか?
その後勢いを増してきた新潟に、前半13分に逆転ゴールを許し、石川の1点ビハインドで試合を折り返す。



ハーフタイム。試合後聞いた話だが、ロッカールームで中野監督はもっとワイドに使うようにと指示したそうだ。

後半、パスを左右に散らし、時には大きなサイドチェンジをするなど、その指示通りに仕掛ける石川。この攻撃に新潟のディフェンスラインは徐々に下がり始め、空いた中盤を支配するようになる。
そして後半13分、ついにゴールを奪い同点とする。
その後、両チームに決定機もあったもののお互い得点を奪えず、2対2の同点で10分ハーフの延長戦へと突入する。



延長に入ると、やや足の止まり始めた新潟に対して、同点に追いついた勢いからか石川が主導権を握る展開。そして延長前半、待望の逆転ゴールが生まれる。
少年男子メンバー・スタッフ、遠く石川から応援に駆けつけた方々から歓喜の声が上がる。試合は、残り時間、新潟の攻撃をしのぎタイムアップ。
見事逆転勝利で国体出場を決めた。

このゲーム(大会)では、逆転勝ちという試合内容も然ることなく、チームワークの素晴らしさが印象的だった。所属チームも年代も異なるメンバー、そしてスタッフが石川の誇りを胸に全員で戦っていた。
そんな感動を与えてくれたチーム石川に〝ありがとう〟と言いたい。そして、国体での活躍を心から願う。



「第34回北信越国民体育大会サッカー競技 結果」
◎成年男子
 石川県 3-2(延長1-0)新潟県
◎少年男子
 第1日目 石川県 1-2 長野県
 第2日目 石川県 0-4 新潟県
◎女子
 1回戦 石川県 8-0 富山県
 2回戦 石川県 2-5 新潟県

★成年男子は国体出場権を獲得。少年男子、女子は惜しくも出場権を逃しました。

国体出場チーム(北信越代表)
・成年男子 石川県、福井県
・少年男子 新潟県、富山県
・女子   新潟県、長野県
………………………………………………………………………
「第68回国民体育大会(サッカー競技/成年男子)」
会場/多摩市立陸上競技場、町田市立陸上競技場、三鷹市大沢総合グラウンドサッカー・ラグビー場、味の素スタジアム
・1回戦 9月29日(日)
・準々決勝 9月30日(月)
・準決勝 10月1日(火)
・決勝(3位決定戦) 10月2日(水)
※なお、組み合わせは、9月6日(金)の抽選会で決定します。詳細はこちらの大会ホームページをご覧下さい。
大会を通じて得た、かけがえのない経験

8月11日(日)、金沢星稜大学(北信越代表)の2回戦の応援(取材)へ。
実は、昨年同校の栗原マネージャーに取材した際にも、今シーズン直前に小松崎監督にお答えいただいたアンケートでも、この大会に出場することがひとつの目標だとお伺いしていた。
しかし、私自身この大会を見たことがなく、この取材はどのような雰囲気なのか、どんな意味があるのか確かめるためでもあった。

会場は大阪・長居陸上競技場。
この競技場のある長居公園には、KINCHOスタジアム、長居2陸上競技場と計3つの会場があり、大学生の運営により同時刻に3試合づつ行なわれていた。
この長居はセレッソ大阪のホームタウン。最寄りの地下鉄の駅はセレッソ一色。サポーターを鼓舞するためにも、アウェイサポーターを出迎える意味でもいい演出だし、非日常を感じられることは素晴らしいと思った。
いつか金沢駅も同様にツエーゲンカラーで彩られることを願わざるを得ない。

金沢星稜大学の試合(対明治大学戦)は、この日の2試合目(6時キックオフ)なので、まずはKINCHOスタジアムで、流通経済大学vs仙台大学を観戦。
さすがJリーグのホームスタジアムだけあって、連日の炎天下にも関わらず素晴らしいピッチコンディション。屋根は1部分しかなく、全体的にはオープンな感じ。メインからは時折通り過ぎる電車が見えるし、おそらく近くのマンションからはタダ見(笑)ができるんじゃないかと思う。
流通経済大学の強さについては今さら述べることもないが、特筆すべきはベンチ外の選手による統率のとれた応援。
人数の多さもあるが、応援は言霊となりオープンなスタジアムでも会場中に轟き渡っていた。試合よりそちらを見ていた観客も見られたほどである。
試合は、前半終了時に金沢星稜大学の試合会場である長居陸上競技場へ移動したため最後まで見ていないが、2-1で流通経済大学の勝利だった。



長居陸上競技場もまた素晴らしいピッチコンディション。しかし、イスの間隔が狭くかなり窮屈な感じ。今回は観客が少なかったため、隣の席を荷物置き場にできたが、満席だと90分座っているのはかなりキツイのではないだろうか。
この会場での第1試合、中央大学vs大阪体育大学戦は白熱した試合となり、2-2の同点から、延長?PK戦までもつれ込んでいた。結果は、3本のPKを止めたGKの活躍で大阪体育大学が勝利した。
この第1試合の影響で、第2試合の開始が予定より30分遅れとなり、帰りの電車の都合上、次の試合も延長に突入した場合、途中で切り上げる必要があるためかなり焦った。

試合は、両校の校歌斉唱の後、照明が灯る中キックオフ。
金沢星稜大学は、引き気味に守備を固めるが、サイドを駆け上がる明治大学のスピードになかなかついていけず、何度も決定機を作られてしまう。
なんとか明治大学の攻撃をしのいでいた金沢星稜大学だったが、前半13分、やはりサイドからの攻撃から失点を喫してしまう。
この失点後は、相手のスピードに慣れてきたのか、開始直後ほど危ないシーンは減り、攻撃も何度かいいカタチもあった。

前半はこのまま0-1と1点ビハインドで終了、ハーフタイムに。
ところが、両校とも控え選手が練習に出てこない。そういうレギュレーションなのか分からないが、ハーフタイムにピッチ上に誰もいないというのは妙な感覚だった。



後半に入ると、いつものように金沢星稜大学がギヤを1段上げた感じだったが、明治大学のディフェンスラインをなかなか崩すことができない。
一方明治大学は、前半同様サイド攻撃を続けてくる。一見単調な攻めにみえないでもないが、同じことを繰り返し何度もできるのはそれだけ自信があるということだろう。クリアされたらディフェンスラインまで戻し、組立直しサイドアタック。クロスが上がったら3枚同時にペナルティエリアに飛び込む。これの繰り返しである。だからこそたまに見せる中央突破も効いてくる。
2点目はまさにその典型。一旦クリアしたボールだったが、相手にわたり中央からスルーパスを通されあっさり決められてしまう。
その後、終了間際にも右サイドからのクロスを決められて3失点。これは、より攻撃的に前がかりになった結果なのでしかたがない失点でもある。
終わってみれば、0対3。シュート数4本対24本。
完全に力負けである。



確かに敗戦なので悔しいが、この大会を目標のひとつとしていた意味もなんとなくわかったような気がする。
これだけの強豪と最高の環境でガチンコ勝負できることは、サッカー人生にとって素晴らしい1ページだろうし、この経験は今後どんな場面でも役立つことだろうと思う。

☆第37回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントについての詳細は、こちらの関西学生サッカー連盟のホームページをご覧ください。
金沢星稜大学が石川ダービーを制し、悲願の全国大会出場を決める!

6月23日(日)に、日医工スポーツアカデミー(富山)で決勝戦が行われた「第37回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント北信越大会」は、石川県勢同士の戦いとなり、延長戦の末金沢星稜大学が8月に大阪で開催される全国大会への出場権を獲得した。

この両チーム、決勝までの道のりは決して楽ではなかった。
特に金沢星稜大学は、初戦から苦しい試合が続く。
まず2回戦(1回戦シード)では福井工大に前半に先制され、なんとか同点にするも再びリードを許す苦しい展開。それでも終了1分前に追いつき、延長戦で逆転。辛くも勝利し、準決勝へと駒を進めた。
続く準決勝でも、先の北信越大学リーグで8年ぶりに勝利した新潟経営大学相手に苦戦を強いられ、こちらも先制されながらも逆転(3-1)で接戦をものにして決勝へ勝ち進んだ。
北陸大学も2回戦(1回戦シード)こそ金沢工大相手に10-0と圧勝したが、準決勝では序盤から新潟医療福祉大学ペースの試合展開。なんとか前半は無失点で折り返すものの、後半早々についに先制点を奪われてしまう。
ところがこれで目がさめたのか、この失点をきっかけに北陸大学の動きが良くなり、同点、逆転と立て続けに得点を奪い試合をひっくり返す。
これで試合の流れを引き寄せた北陸大学だったが、一瞬の隙をつかれ同点に追いつかれてしまう。それでも最後まで攻撃し続けた北陸大学が、終了間際に見事な連携から得点を奪い、このシーソーゲームをものにした。

決勝戦はお互い手の内を知り尽くした相手。
前半は相手の出方を伺いながら後半勝負かなと思われたが、北陸大学は前半から積極的に攻め込んでいく。
そのため、ラインを引き気味に守らざるを得なくなった金沢星稜大学は、なかなか攻撃に転じられない。
先制は北陸大学。前半25分に得たPKをきっちり決める。
その後も北陸大学は、攻撃の手を緩めず、その5分後見事なループシュートで追加点を奪う。
金沢星稜大学も2点ビハインドとなって、ようやく攻撃へのシフトを入れる。
しかし、北陸大学の守備陣に得意の早いパスまわしを封じ込まれ、なかなかバイタルエリアでフリーでボールを持たせてくれない。
それでも、何度もサイドアタックを仕掛け、前半37分、クロスのこぼれ玉を押し込み1点を返すことに成功。北陸大学の1点リードで試合を折り返す。



後半に入ると金沢星稜大学が攻撃のシフトを1段上げきた感じで、前半開始早々と全く逆の展開に。それでも、北陸大学GKの好セーブもあり、なかなかゴールを奪えない金沢星稜大学。
一方、北陸大学も前半がオーバーペースだったのか、得意のカウンター攻撃もゴール前に入ってくる人数が少なく、ことごとく金沢星稜大学ディフェンダーにクリアされてしまう。
両チームとも選手交代でこの膠着状態を打破しようと試みるが、これもなかなか実らない。お互い一進一退を繰り返していた後半42分、北陸大学が痛恨のPKを与えてしまう。
これをきっちり決めた金沢星稜大学は、逆転に向けてさらに攻撃的に。
しかし、試合はこのままタイムアップ。延長戦へ突入する。

延長(前後半×10分)では、両チームとも特に決定機を迎えることなく、時間だけが過ぎていき試合はついにPK戦へ。
この時点で、両チーム優勝となり、PK戦は全国大会への出場権をかけたものとなった。

PK戦は見ている方も息がつまるほどの独特な緊張感がある。
その緊張のピーク中ですべてのPKを決めた金沢星稜大学が、見事17年ぶり3度目の全国大会権を手にした。

試合後、金沢星稜大学の小松崎監督は、「うちはもともと後半勝負のつもりだった。もちろん2点のビハインドは想定外だったが、私も選手もあせりはなかった。2回戦〜準決勝まで苦しい試合をものにし、勝ち上がってきたことが選手たちの自信になっていたのだと思う。」と勝因を語ってくれた。
また、以前ホペイロジャーナル(フリーペーパー)で取材させてもらった、マネージャー兼主務の栗原さんは、「ようやく夢がかなった。感無量です。選手たちに本当にありがとうと言いたい。」と笑顔で語った。

2点のビハインドを跳ね返した金沢星稜大学の粘りも素晴らしかったが、ベンチ入りできなかった部員たちの応援も素晴らしいものがあった。時には選手を鼓舞し、時には熱くなった選手を冷静にさせる。この団結力も金沢星稜大学の勝利の要因のひとつに間違いないだろう。



◎決勝/金沢星稜大学 2-2(PK4-2)北陸大学  ◎3位決定戦/新潟医療福祉大学 2-2(PK4-3)新潟経営大学

[第37回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント]
2013年8月8日(木)〜 会場/大阪長居スタジアム、キンチョウスタジアム、大阪長居第2陸上競技場、J-GREEN堺
星稜高校が2年連続22回目の優勝を決める

6月3日(月)晴天の中、金沢市民サッカー場において、平成25年度全国高等学校総合体育大会サッカー競技の石川県大会決勝戦、星稜高校vs桜丘高校が行われた。
決勝戦まで4試合で26得点(1失点)と抜群の攻撃力を誇る星稜と、無失点で勝ち上がった守備の堅い桜丘との対戦は、序盤はお互い手探り状態なのかややスローペースで進む。
伝統のパスサッカーからサイドを崩そうとする星稜に対し、すばやいチェックでそれを許さない桜丘と、これまでの戦いぶりを象徴するような展開だが、今ひとつスピード感が感じられない。一方、時折見せる桜丘のカウンター攻撃もなかなかフィニッシュまでもっていけない。
時には、お互いロングボールの蹴り合いになるなど、淡々とゲームが進み前半終了。

後半に入ると、両チームとも1点勝負と見たか、攻撃のペースを一気にあげる。
特に星稜は、前半よりもより早いパス回しで、再三桜丘ゴールへと迫る。桜丘はそのスピードに徐々に遅れるようになり、マークもずれ気味に。それでも身体をはったディフェンスでフリーでシュートを打たせない。
均衡が破れたのは後半22分。星稜がコーナーキックのチャンスから頭で合わせ、ゴール左隅に決め先制点を奪う。桜丘も1点を追い、カウンター攻撃で星稜ゴールに迫るが、あと一歩ゴールに結び着かない。
後半29分には、星稜のサイド攻撃からクロスに合わせたシュートがループ気味になり、無情にも桜丘GKの頭上を越えゴールネットを揺らす。
終了間際には、桜丘ゴール正面でのFKのチャンスを得るが、惜しくもGK正面でゴールならず。
試合はこのまま終了、星稜の勝利となった。

優勝した星稜高校は、7月31日から福岡県で開催される全国大会への出場権を、準優勝の桜丘は6月14日から新潟県で開催される北信越大会への出場権をそれぞれ手にした。

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