好調ツエーゲン金沢ついに首位に!

5月3日(日)、ホームに水戸ホーリーホックを迎えたツエーゲン金沢は、後半アディショナルタイムに新加入のジャーン・モーゼル選手の劇的ゴールで勝利し、ジュビロ磐田が敗戦したためついに首位に立った。
もちろんまだ11節での段階で、かつ仮に優勝したとしてもJ1ライセンスを取得していないためJ1に昇格することはできないが、それにしてもJ21年生のツエーゲン金沢にとっては嬉しい誤算といえるだろう。

前回のコラムで書いた観客数も、その後の4月19日(日)対カマタマーレ讃岐戦は雨で気温も低いことも影響したのか2,333人と伸び悩んだが、4月29日(水・祝)のナイトゲーム、対コンサドーレ札幌戦では6,657人、今日の対水戸ホーリーホック戦でも4,407人だった。
他の会場に比較して少ないようにも感じるが、昨年平均観客数3,000人がなかなか達成できなかったことを考えればまずまずかもしれない。
しかし、これも今の好調ぶりが支えている人数なので、クラブはこの好調の時にこそ次の手を打って、リピーターを増やすことを考えるべきだと思う。

そこで、石川県選出の国会議員、石川県議会議員、金沢市議会議員の方にお願いです。
ぜひ一度試合を観にきていただきたい。
そこには、ひとつのスポーツの試合ということだけでなく、
観客の笑顔があります。
親子の絆があります。
家族の語らいがあります。
ツエーゲン金沢という媒体を通して、県民の市民のいきいきとした姿がそこにあるのです。
ツエーゲン金沢がJ1へ昇格する目的という意味だけでなく、
訪れる方々のために、気持ちよく過ごせる空間を提供するために、
施設の改修や利便性を真剣に考えていただきたい。

J2ランキング(2015.5.3現在)
このままでは選手のモチベーションにも影響するかも?!

今年からJ2リーグに参戦中のツエーゲン金沢が好調だ。
シーズン開幕前の下馬評では降格争いの筆頭にあげられていただけに、この好調ぶりは怖いくらいである。
某情報誌の森下監督のインタビューを読むと、10試合で勝ち点12、全日程終了時(42試合)で勝ち点48以上で残留が目標であったらしく、6節が終わって勝ち点12、5位という成績は目標を上回るペースなのだ。
しかし、まだまだ始まったばかりで、次節の対戦相手でもあるセレッソ大阪をはじめ、ジュビロ磐田などの強豪とはまだ対戦していないので楽観視はできないが、現時点ではこの成績は誰も予想しなかったと思う。

一方で観客数はかなり深刻。
ホーム開幕戦から2試合は、6,104人(3/15、vs東京ヴェルディ)、4,652人(3/20、vs横浜FC)とまずまずだったが、4/1の愛媛FC戦は、平日ナイトゲーム+雨という悪条件だったからか1,227人。4/5のザスパクサツ群馬戦は日曜にもかかわらず1,701人。
2試合連続の1,000人台とは、昨年のJ3リーグの時でもなかったような数字。頑張っている選手達のモチベーションに影響しないか心配なくらいである。

ではなぜこれほどまでに観客数が増えないのか?
これは統計ではなく主観なので、異論がある方もいるかもしれないが。。。。

まず、駐車場問題。
ツエーゲン金沢がホームスタジアムとしている西部緑地公園陸上競技場は、同敷地内(西部緑地公園)に野球場や産業展示館(1〜4号館)があり、野球の試合やイベントが行われる日時と重なると駐車場は終日満車状態となる。
仮に、イベントがない場合でも、3,000人を超える観客数だと、帰りの渋滞は酷い。
駐車する場所によっては、1時間以上も駐車場に閉じ込められることもある。
これを経験すると、次の試合に来る(行く)気持ちはかなりそがれる。
さすがに駐車場を増やすことはできないので、シャトルバスを金沢駅からだけでなく、いくつかの方面から出すような工夫が欲しい。
とにかく、駐車場はいつ事故がおきてもおかしくない状態なだけに、せめて交通整理するスタッフをお願いしたい。

次にスタジアムの設備。
西部緑地公園陸上競技場は、1974年開場とかなり古い施設。
これまでに何度か改修が行われているが、老朽化は否めない。
特に評判が悪いのがトイレ。
古い、暗い、くさいと、ブログやSNSでよく酷評を見かける。
男性はともかく、女性に「行きたくない」と思われると、次回はないと考えなければならない。
スタジアム改修については行政にお願いするしかないが、J1ライセンス条件を満たすためにも、クラブは今後も改修を働きかけていただきたい。

最後に告知。
流石にJ2に昇格したことで、知名度・認知度はかなりあがった。
しかし、チーム名は知っていても、いつどこで試合をしているかを知っている人は少ない。
試合告知のチラシ配布はほとんど金沢駅。しかも、郊外でツエーゲン金沢のポスターを見かけることはほとんどない。
私自身も今日まで、スタジアム以外で今年のポスターを見たことがない。
確かに前日の新聞やテレビでの告知はしているが、それ以外は自分で調べない限り試合情報は入ってこないのが現状。
これは、以前GMにインタビューした際に提案したことだが、プロレスみたく試合2〜3日前から街宣車で県内を回るとかできないものだろうか。

来場者が増える→選手のモチベーションが上がる→いいゲームが見られる→会場が盛り上がる→来場者数が増える…
こんな好循環を期待したい。
石川のスポーツが社会を変える

2015年2月21日(日)、かほく市の西田幾多郎記念哲学館において、「地域スポーツイノベーション会議」が開かれた。

プロスポーツチーム、企業チーム、学校部活動、地域スポーツクラブの分野から7名をパネラーとしたパネルディスカッションでは、それぞれの立場から、現在の活動や地域との連携状況が報告され、会場からの質問では、いくつかの問題提起もされた。
内容的には各団体の報告会といった色合いが濃く、それぞれの立場で話し合うというものではなかったが、その中でもできるだけ地域と関わっていこうという意識は垣間見えた。



地域の活性化とスポーツ。
この関係はなかなか難しいものがある。
今回のコーディネーターである榎氏からも発言があったが、二つを結びつけたいという思いは多くの人たちの共通認識ではあるが、その「旗振り役」が不在というのが一番の問題というか難しさなのかなと思う。
また、おっとりした県民性も少なからず影響しているかもしれない。
とはいえ、全国優勝した星稜高校サッカー部や甲子園出場校、柔道の松本選手や遠藤関など地元出身選手が活躍すると盛り上がることも事実であり、土壌がないわけではない。

「石川のスポーツが社会を変える」と副題がついた会議ではあったが、個人的には「社会が石川のスポーツを変える」と、分母を大きく考える方が早道なのかなと思う。

なお、パネルディスカッションに先立ち、クラブパレットの空手教室、キッズダンス教室のアトラクション、金沢星稜大学人間科学部専任教員の櫻井貴志史の調査報告結果、石川のスポーツクイズも行われた。



■パネルディスカッション
(パネラー)
西川圭史氏(株式会社ツエーゲン金沢GM)
瑞保 聡氏(株式会社石川ミリオンスターズ代表取締役社長)
赤地大介氏(TKbj石川代表社長)
大浦 精氏(株式会社PFU Blue Cats 副部長)
谷内正樹氏(中学校部活動・宇ノ気中学校校長)
木村浩一氏(NPO法人クラブパレット理事長)
クラウディオ。ゾラ氏(ACミランサッカースクール石川かほく校テクニカルディレクター)
(コーディネーター)
榎 敏弘氏(一般社団法人 地域スポーツシステム研究所所長)

主催/NPO法人クラブパレット

優勝がもたらすもの

2015年1月24日(土)、星稜高校サッカー部の全国サッカー選手権優勝を祝う祝賀パレードが行われた。

先立って行われた贈答式で県スポーツ特別賞が贈られたチームがバスで出発地点の武蔵が辻に現れると、沿道に詰め掛けた関係者やファンからは声援が送られ、中でも選手権直前に交通事故で指揮をとれなかった河崎監督が姿を現した時にはひときわ大きな拍手が巻き起こり、監督もそれに笑顔で応えていた。
出発前のセレモニーでは、監督や監督代行としてチームを率いた木原コーチ、鈴木キャプテンらに花束が贈呈され、その後谷本知事とくす球が割られ、香林坊までのパレードへと出発した。




このようなパレードが行われるのは、2012年ロンドンオリンピックで柔道で優勝した松本選手以来2度目だと思う。
今回のパレードでは、金沢の1月とは思えない青空で、彼らを祝福しているかのような天気だったが、内容的には正直物足りないというか、少し盛り上がりに欠けていたように感じた。
それは、主催者もそうだが、観客側もどう盛り上げていいのかわからないという初心者マーク同士のイベントだったように思う。
スマホでの写真撮影に忙しく、拍手の数が少なかったというのも一つの要因だろう。
ただ、それが悪いということではなくその新鮮さがむしろ次回への期待感に繋がっている。

このようなイベントを行うことでその競技や選手に興味を持ってもらえる。
それこそが優勝したことへのご褒美であり、価値なのだと思う。
次は誰がどんな競技でパレードするのか?
次のパレードではどんな演出を行うのか。
楽しみである。
J3リーグ最終節、ボランティアの方々に感謝の気持ちをこめて

11月23日(日)西部緑地公園陸上競技場。
今年度から始まったJ3リーグを制したツエーゲン金沢の凱旋試合となった最終節が行われた。
結果は、4-0でSC相模原に圧勝し優勝を華を添えた。
あらためて、選手・サポーター・スタッフのみなさん、優勝&J2昇格おめでとうございます!



CHAMPIONSと書かれた看板がまぶしいほどの輝きを放っていた正面入り口。
関係各位から贈られた胡蝶蘭が所狭しと飾られ、中には初代GMや“無駄に熱い北信越”と称された北信越リーグ時代のライバル松本山雅FCからのものもあった。
その中でも注目したのは、石川県出身の豊田選手(サガン鳥栖)からのもの。
まさか来期はツエーゲン金沢で?などという妄想をしてしまう人も少なくないはず。

優勝という結果からか、来場者数も6,168人、S席が売り切れという人気ぶり!
ただ、設立2年目から見続けた私にとっては、これを見てもまだ実感がわかないというか不思議な感覚だ。

同じようにツエーゲン金沢を見守り続け、支えてきた人がボランティアスタッフの方々。
試合開始4時間前には会場入りし、試合終了後撤収作業を終えるのがその1時間後。
試合時間を約2時間と計算すると7時間。丸一日の仕事である。



ボランティアスタッフは基本的にクラブに登録しているメンバーで構成されている。
現在の登録者は約50名。
中には、チーム設立当初からボランティアをされている方も。
だが、常時全員が来られるわけではなく、今日の試合では10名程度が登録スタッフだった。
当然10名程度ではすべての仕事を処理できるはずもないので、別のボランティアサークルからの派遣や、大学の授業(ゼミ)の一環として参加している大学生がサポートしていた。

JFL昇格と同時にボランティアに参加した女性スタッフは、「サッカーが好きで見たい気持ちはあるけど、こうやって裏で支える方が好きなんです。」と、語る。
「今年は成績も良く、天気にも恵まれたため苦労は感じなかったが、なかなか勝てない時はお客さんから罵倒されたときもありました」と、スタッフリーダー。
また、「金沢は金沢時間というものがあります。ですから試合開始直前にどーっと一気に来場される場合が多い。だから入り口が長蛇になってしまうこともあるんです。」と。
来期はアウェイチームのサポーターの来場も多くなると考えられるので、今からいろいろチームと話し合って対策を考えたいとも言っていた。



今日声をかけさせてもらったボランティアスタッフの方々に「来期もやりますか?」と聞いてみたところ、全員が「はい」と答えてくれた。
運営を支え、来場者に笑顔で接し、試合終了後に黙々とゴミを拾うボランティアスタッフの方々、本当に頭が下がる。
秋晴れの中、天然芝のピッチに笑顔が溢れる!

9月20日(土)、金沢市民サッカー場において、JFAフットボールデー2014 in 石川が開催された。
主催の石川県サッカー協会スタッフ、金沢学院大学サッカー部のみなさんの協力の下、「めざせ!ファンタジスタ」検定会やフットゴルフ、キックターゲット、スピードガン・コンテストなど、さまざまなイベントに、訪れた約100名(目視)の方々が思い思いに楽しんでいた。

サッカー関連イベントということで、普段からサッカーをプレーするユニフォーム姿の子ども達が多かったものの、サッカー初心者、親子連れの参加者も見受けられ、このイベントを通してサッカーにより一層興味を持っていただければと願う。



イベントの写真は、Facebookにもアップしています。
ちょっと気が早いがホームスタジアムを考えてみた

昨日(9/14)、ツエーゲン金沢はホームで宿敵AC長野パルセイロを撃破。前節まで首位だった町田ゼルビアが敗戦したことにより、ついに首位に立った。
もちろんシーズンはまだ残されているし、平均観客数の問題もあり楽観視はできないものの、J2昇格が現実味を帯びてきたことは事実である。
そこでちょっと気が早いがホームスタジアムについて考えてみた。

ツエーゲン金沢の現在のホームスタジアムは西部緑地公園陸上競技場。
名前の通り、ピッチの周りにトラックのある陸上競技場である。
昨年から今年にかけて、J2ライセンス要件を満たすため最低限の改修が行われたが、将来的なことを言えば付け焼刃といわざるを得ない。
実際にJ2(さらにJ1)に上がった場合、アウェイチームのサポーターの数は桁が違う。そのいわばゲストを迎えるにふさわしい会場といえるかどうかは推して知るべしだ。
トイレの数や清潔感はもとより、会場全体の老朽化。特にバックスタンドのベンチ席は、表面がはげ落ちている。音響も悪いし、大型ビジョンもドット抜けしている。しかし、これをすべてクリアにするとなると、かなりの大掛かりな改修が必要となり、また陸上競技場という性質上、予算以外のハードルも高い。
また、わずか4,000人程度で混雑する駐車場も深刻だ。(これは人員配置でなんとかなるかも知れないが…)

西部緑地公園陸上競技場

そこで、ないものねだりなのは分かっているけど欲しいのが専用のスタジアム。
決してドーム型や10万人収容の豪華なものでなくていい。
選手たちが気持ちよくプレーでき、観客が安全で楽しめればそれでいいのだ。
お手本のひとつにしたいのは、福井県のテクノポート福井。
このスタジアムは、2002年日韓W杯が行われた際に、メキシコチームのキャンプ地として使用されたサッカー専用スタジアム。
現在はサウルコス福井のホームスタジアムとしてなっており、これまでJリーグやなでしこリーグ、天皇杯なども開催。今年は、西部緑地陸上競技場改修の遅れから、ツエーゲン金沢もホームスタジアムとして利用した。
スタジアム全体は豪華とか立派とはいえないが、こじんまりとしたいいスタジアムという印象。
しかしながら、収容人員は21,053人と西部緑地公園陸上競技場より若干多く、バックスタンド・ゴール裏はベンチ式だが、メインスタンドは個別の椅子席で身障者専用席もある。もちろん照明設備も完備され、ナイトゲームの開催もできる。
何よりもうらやましいのは、専用スタジアムならではのピッチの近さ。
これはサッカーファンなら誰しも望むところだろう。

テクノポート福井

しかし、これを言い出すと必ず出てくるのが「土地がない」「予算はどうする」「一サッカーチームに贅沢だ」など、ネガティブな意見。。。でも、「Jリーグのある街」の経済効果を考えれば少しは真剣に検討してくれてもいいと思うのだが。。。
個人的には、現在構想中の白山市の新駅とセットで考えるのもひとつなのではないかと思っている。
もちろんその際は、「金沢」から「石川」などに名称変更する必要性もあるだろうが、専用スタジアムの魅力はそれにも勝る。

「次は、ツエーゲンスタジアムまえ〜、ツエーゲンスタジアムまえ〜」

悪くないと思うのだが。
少年男子が3年ぶりの国体出場を決める!! 成年男子、女子は惜しくも国体出場ならず!

8月15日(金)より行われていた第35回 北信越国民体育大会 サッカー競技は、3日間とも天候に恵まれずピッチコンディションを保つのも困難な情況の中、運営の方々の努力により順延することなく17日閉幕した。

少年男子(変則対戦)は、1戦目対福井県を7-0、2戦目対富山県を6-1と2連勝し、総合1位で見事長崎国体への出場を決めた。



一方、2年連続国体ベスト4となり、今大会も優勝=国体出場が期待されていた成年男子は、惜しくも決勝で長野県に1-2で敗れ国体出場はならなかった。
しかし、今年も本当にいいチームだったといえるだろう。
中野監督ほかスタッフ陣と選手のコミュニケーションは抜群だったし、選手間も最年長白井選手(テイヘンズFC)が先頭に立って声を出し、年齢差を感じさせないまとまりのあるチームで、スローガンに掲げた「一枚岩」そのものだった。

大会前、中野監督が一番重要視していた1回戦の対福井県戦は、0-0-から終了間際のゴールで勝利し、今年も中野マジック健在と称された。

2回戦の富山県との対戦では3-0と完勝。
危ない場面もほとんどなく、石川県の強さを見せ付けた試合だった。



そして、代表決定戦の長野戦。
開始早々4分に先制点を奪われるものの、14分に白井選手のゴールで追いつき、前半を1-1-の同点を折り返す。
後半も、チーム一丸となって攻め込むものの長野ゴールは堅く、得点できずに時間が過ぎ、逆に長野に追加点を奪われてしまう。
その後もなんとか同点にしようと懸命に走り続けるが、長野のスペースを消した守備にフィニッシュまでつなげない。
終了間際のプレーには、ゴールキーパーまであげ、ロングスローを入れるも得点できず、敗戦のホイッスルを聞くことになる。
試合後、中野監督は「2点とも同じパターンでやられた。よくないね。」とだけ語り、悔しさをかみ締めていた。



試合終了後の表彰式を眺める石川県の選手達は、この光景を目に焼き付け、この悔しさをそれぞれのチームの戦いで、そして来年の国体で生かしてくれると思う。
なお、女子は2回戦敗退で国体出場はならなかった。

[長崎国体 北信越代表]
成年男子 長野県
女子 新潟県
少年男子 石川県、新潟県、富山県

2014 長崎がんばらんば国体 10月12日(日)〜22日(水)
ホームアドバンテージを最大限に生かすために!

8月15日(金)から、第35回 北信越国民体育大会(ミニ国体)のサッカー競技が石川県内で行われる。
この大会は、10月に長崎県で開催される「長崎がんばらんば国体」への出場権をかけた大会。毎年北信越で開催県を持ち回り、今年は石川県での開催となっている。
サッカー競技には、成年男子、少年男子、女子と3つのカテゴリーがあり、中でも成年男子は3年連続を目指し、昨年、一昨年の国体ベスト4以上の成績を期待されている。
しかし、今年はノーシードの1回戦からの出場となり、出場枠1を勝ち取らなければならないという厳しい状況。しかも1回戦の相手は、実質サウルコス福井(北信越フットボールリーグ1部)の単独チーム。
2つの大学、2つの社会人チームで構成される石川にとっては、決して楽に勝てる相手ではない。これについて、3年連続でチーム石川の指揮をとる中野栄治監督に聞いてみた。

「今回のミニ国体は、1回戦が大きなポイント。この試合に勝てれば優勝=国体出場は見えてきます。そのため、サウルコス福井の研究は十分していますし、どう戦うかのシナリオはできています。戦力的には昨年の国体ベスト4のメンバーが半数以上おり、それに新戦力を加えたいいチームに仕上がっています。どのチームも楽に勝てる相手ではありませんが、もちろん負けるつもりもありません(笑)。」

過去2年より大きなプレッシャーを感じていると言っていた中野監督だったが、言葉の端々に自信も感じられた。実際には、中野監督が考えている戦術の一部を聞かせてもらったが、ここでの掲載は控えておく。

少年男子は変則対戦で、福井県、富山県と対戦。2年ぶりの国体出場を狙う。
また、女子については、男子と同じく1回戦からの出場。1999年以来の出場を目指す。

せっかくの石川県開催。ホームアドバンテージを生かすために、より多くの方の応援をお願いしたいと思う。
大会の日程は以下の通り。

<石川県関連試合のみ>
◎成年男子
  1回戦   石川県 - 福井県 8月15日(金)12:30 金沢市民サッカー場
  準決勝  (石川県 - 福井県の勝者) - 富山県 8月16日(土)13:30 金沢市民サッカー場
  代表決定戦 8月17日(日)13:30 金沢市民サッカー場

◎少年男子
  石川県 - 福井県 8月16日(土)11:00 西部緑地公園陸上競技場
  石川県 - 富山県 8月17日(日)11:00 金沢市民サッカー場

◎女子
  1回戦   石川県 - 富山県 8月15日(金)12:30 金沢市営球技場
  準決勝  (石川県 - 富山県の勝者) - 長野県 8月16日(土)13:30 金沢市営球技場
  代表決定戦 8月17日(日)12:30 金沢市営球技場


大会全日程・トーナメント表(PDF)→
bravo! bravo! brabo!

7月4日(金)・5日(土)の両日、国内にあるACミランサッカースクールのテクニカルディレクター4名が一堂に会し、ACミランスクールの指導法を体験できる「A.C.Milan Japan Clinic in Ishikawa」が開催された。
4日はスクール生のみ対象として「うのけ総合公園陸上競技場」で行われ、5日は一般のジュニアを対象として「金沢少年用人工芝スポーツコート」行われた。



5日のクリニックは、集まった約40名を年齢別に4つの組に分けスタート。
それぞれウォーミングアップメソッドから始まり、各組年齢に合わせたプログラムへと進んでいく。
ディレクターからは、練習ルールの説明はあるものの、詳しいやり方の指示はない。
これは、個々で「考える」ことを促すためだそうで、仮に間違ったやり方をしていても叱ることはない。むしろ、失敗することは成長の第一歩と捕らえているそうだ。
逆に、うまくいったとき、うまくいくための努力をした時は、「bravo!(ブラーヴォ)」と褒める。
だから、子ども達は萎縮することなく失敗を恐れずチャレンジしていくことを覚えるそうだ。
確かにどの組の子ども達からは笑みがこぼれ、次々と与えられる課題を楽しんでいるようだった。
ディレクターからの指示は基本的に通訳を介し行われるが、時折交える日本語が少しユーモラスで、イタリア人独特の表情豊かな指導は、日本人にはなかなかないものかもしれない。

クリニック終了後ディレクターからは、年齢ごとに当然指導法は異なるがすべてはACミランサッカースクールのフィロソフィー(哲学)「子ども達がサッカーの本当の楽しさを体感しながら、人の人間として成長すること」に基づいていると集まった保護者の方々に説明。そのためには、保護者の方々との連携も必要だということも付け加えていた。



◎テクニカルディレクター
Claudiora Zola氏/石川かほく校(左上)
Matteo Cont氏/愛知校(右上)
Marco Pompili氏/大分校(左下)
Luca Monese氏/千葉校(右下)

今回は、国内4つのスクールからディレクターが集まったイベントだったが、秋には石川かほく校で無料体験も行われるそうだ。
ACミランサッカースクール石川かほく校オフィシャルサイト